地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院

看護局教育委員会

　毎年、ミモザの花が満開になる頃、新人振り返り研修が行われます。今年は、近所のミモザの花が満開を通り越し、桜の開花予想が早々に出され、春が早まったと実感しています。
　私たち教育委員会は、この研修を終えると「1年が終わったなぁ」と思うのです。

　ひとりひとりの新人看護師が、1年間に出会った患者さんの想い出や成長を実感したこと、もっとこんな看護がしたかったなぁということを発表しました。
物語のような光景が浮かびました。何気ない一言が患者さんには嫌な思いをさせてしまっていたと振り返りができたこと、忙しさからゆっくりコミュニケーションがとれなく、次にお会いしたときには状態が変化してしまっていたこと、自分にできることって何だろうと悩んだこと・・・・振り返って文字にすることで、心に刻むことができたようです。

　漢字1文字のレクリエーションでは、「学」「進」「新」「活」・・・けっこうポジティブな漢字が多かったように思われます。　やはり「忙」「慌」「涙」という字も見られました。
　皆で育てる体制になり、3年。部署みんなできめ細やかな指導・支援をしたからこその、1文字ですね。
　ほとんどの新人看護師が「1年を早く感じた」と言いました。こんなに覚えることがあっても、吸収できるんですね。　成長がとても喜ばしい日でした。
部署から素敵なプレゼントも送られました。