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看護局だより

2018/04/11

30年度 新人看護職員研修 2018年04月11日

30年度 新人看護職員研修                      
安全管理基礎研修(リスク委員会・教育委員会合同)

旭中央病院看護局では、「みんなで看護師を育てる」ということで、委員会が共同で教育プログラムを作成し、研修を行うことがあります。

30年度、病院は《医療安全の推進》を掲げています。『人はエラーをする』と言われますが、エラーを防ぐ工夫ができるのもヒトです。ミスやインシデントをおこすと、看護師を続けていく気持ちもなえてしまいます。確認作業は何分もかかりませんし、基本はルールを守ることです。
この日の「安全管理基礎研修」では、①隔壁のある点滴の作成と確認、②患者誤認防止の確認行動を学習しました。

製薬会社から薬剤提供をいただき、隔壁のある点滴バックの混合忘れのミスを防ぐ行動をしています。忙しいと「隔壁」を破り、混合を忘れてしまうミスがあることが報告されています。

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採血時の患者誤認を防ぐため、①採血指示とのダブルチェック、②スピッツの指差し呼称、③訪室時の病室確認、④患者さんに挨拶し、採血の説明と氏名・生年月日を名乗っていただく協力要請、⑤ネームバンド確認をします。
 病院は高齢の患者さんが多く来院し、入院されています。患者さんの特徴をとらえ、考えながら患者さんにあわせて確認作業をします。
 「ご病気により、ご自分で氏名を名乗れない方にはどうしますか?」・・・タスクに聞かれ、考えながらの研修です。

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