2022年度看護局合同発表会
2022年3月17日
看護局
3月15日 2022年度合同発表会が開催されました。看護師長、副師長、主任看護師 約100人が一堂に会し、1年間にかけて実践した内容と成果を発表します。
1年間に行ったことを4分間でプレゼンテーションします。どの発表もスライドに的確、効果的に内容を示し、発表ではポイントをしぼっているため、伝わりやすく印象に残りました。
本当は、本日発表に至るまでのプロセスとして、苦労したこと、学習を積み重ねてチャレンジしたことなど、氷山で言うと「見えない部分」のほうが伝えたいことかもしれません。
一部内容を紹介します。
・中堅看護師の育成 ・働きやすい職場つくり 幸福度ウェルビーイング ・防災の視点から見た主任役割
・質管理向上 ・共に成長できるマインドを育てる
・副師長自らが部署異動しての振り返り・承認力 ・看護倫理 看護師の倫理観醸成についての取り組み とても興味深いものばかりです。
主任育成担当運営グループからは、今回から活用している マネジメントラダー【主任】の自己評価、所属長評価の結果から見えた弱みと強みの分析が公表されました。これにより、次年度の主任育成のテーマを抽出することになります。
今年度は途中でルーブリック形式のマネジメントラダー評価表【主任】が改訂され、「えーーーっっ聞いてないよーーーっっ」ということが成果発表の中でもありましたが、何とか次年度へ向けての目標設定に活用してもらえるように整備されてきたと思います。
ここ5年間で管理者のほとんどが定年をむかえます。
主任看護師の管理能力を客観的に評価、可視化でき相互評価するためのマネジメントラダーは必要です。
看護管理者の育成・支援体制として、実践意欲につながる基本を学べる研修、実効性のあるシステムを構築していきます。
最後に、看護局長から「看護局は、協力体制が整っていると他局から羨ましいと言われる」との話がありました。
コロナ禍を乗り越えるにしても、新たな取り組みをするにしても的確な決断によるトップダウンと、それにより動機づけられたボトムアップ、成果に対する承認がうまく機能していることを実感する説明がありました。
晴れやかな気持ちで、新年度へ向かうパワーが湧いてくる発表会でした。