2019/03/08
平成30年度新人看護師《1年間のまとめ/振り返り研修》 2019年3月2日(土)
天気が良く、春の訪れを感じるこの日に、新人看護師の振り返り研修を行いました。
今年度は、前半に技術系の研修、中間期から後期には考える研修とし2019年になってからは「退院支援・意思決定支援」研修後、久しぶりの集合でした。
「2月にインフルエンザになっちゃって・・・」や「久しぶり~」という言葉が聞かれながら、無事に集合できました。
この1年間で様々なことを患者さん、ご家族から教えていただきました。
「何もできないと思っていたら患者さんに『いつもゆっくり話を聞いてもらって、ありがとう』と言っていただけた。 患者さんが退院した後に、もっとなにかできることはなかったのか、あの時にもっとそばにいられなかったのはどうしてなんだろう・・・と振り返った。自分が患者の立場になって考え、〈看護師は話を聞いてくれているのかな?〉と不安な気持ちになった、ナースコールが鳴りやまない理由は、私たちにあるのかもしれない、それをストレスと言ってしまわず、病室を出るときに「そろそろおトイレ大丈夫ですか?」や、お水に手が届くようにセットしておくなどの【ちょっとした声掛けや配慮】という看護師がもつ予測性をもつことだという発表がありました。
71名が、たくさんの経験と学習をして感性が磨かれてきたことがわかる発表でした。
きっと、社会人1年目、看護師1年目はいろいろなことが凝縮された1年だったことでしょう。
仲間に助けられ、ともに泣き、笑い、夜勤などで生活のリズムを変えなくてはならなく、自分が選択した看護師という職業の責任を重く感じた時期もあったと思います。
2年目に向けて仲間からエネルギーをもらい、元気になれる研修でした。