閉じる

先輩の声

仕事とプライベートを
両立させて働ける職場

認定看護師香取手術看護

現在どんな仕事をしている?

周術期看護とは、術前・術中・術後の一連の流れをいいます。手術看護認定看護師は、手術を受ける患者さんとその家族をサポートする看護師としてロールモデルとなり、看護実践し手術を受ける患者さんに関する相談を様々な部署・職種から受け、周術期に関わる看護師の教育を担うのが役割です。私は2022年4月に手術室から外科病棟に移動になりました。現在は手術を受ける患者さんの、術前・術後のケアを中心に行っています。

手術室に18年勤めていたので、新しいことを覚えるのは大変ですが、患者さんの術後の経過を看させてもらいながら、日々回復していく患者さんや家族に声をかけられ続けることに幸せだなと感じる毎日です。もちろん手術前の状態まで回復できる患者さんばかりではありませんのが、その場合でも、患者さんと家族が望む医療と看護を提供できるように考え、ケアさせてもらっています。そして手術看護認定看護師として、手術を受ける患者と家族に何ができるのか考え続けています。

仕事のをするに当たって心掛けていることはありますか?

手術を受ける患者さんは、様々な不安をもっています。すべての不安を取り除くことは難しいですが、少しでも安心して周術期を過ごせるように看護の力で患者さんと家族を支えることを心がけています。

また患者さんと家族だけではなく、ともに働くスタッフとのコミュニケーションを大切にしています。看護の対象は患者さんと家族ですが、その患者さんに医療を提供するスタッフはチームであり、コミュニケーションが重要だと考えています。

手術室に勤務している時もチーム医療を重要視していましたが、病棟でもやはり一緒だなと痛感しています。チームの中の雰囲気が良ければ、それだけ質の良い医療と看護が提供できます。忙しいと業務中心になってしまいがちではありますが、ほんの数秒話をすることの積み重ねが患者さんや家族との信頼関係にもつながるのではないかと考え、担当の患者さん以外にも、できるだけ声をかけあたたかい看護の提供を心がけています。

廊下を歩いている患者さんに声をかけると笑顔で返してくださったり、術後の患者さんの変化を言葉で伝えるとうれしそうにされている姿を見ると私自身も元気をもらっています。時には怒りや悲しみに共感しながら看護を提供する場面もありますが、患者さんと家族の前では、できるだけ笑顔を絶やさない看護師でいたいなと思っています。

ここは自慢したい、当院の魅力は?

私は、上司や先輩・家族の支えがあり、認定看護師を取得した後、子供を2人出産してフルタイムで働いています。子供の年齢は8歳と4歳です。当院にはドルフィンキッズという託児所が併設してあり、仕事をしている間、0歳児から預かってもらえます。3歳になれば託児所から幼稚園までの送迎もあり、朝子供と一緒に家を出て帰りも病院内の託児所に子供が帰ってくるというシステムがあります。

また院内にバンビという病児保育もあるため、子供は元気だけど微熱があるから幼稚園には行けないという時にでも働くことができます。バンビに預ける前には小児科の医師が診察をしてくださり、必要な場合には処方もしてもらえます。

「子供が小さい時はなるべく一緒にいてあげたい」私もそのように思ってはいますが、「自分自身も輝きたい!そして、その姿を見せることも子供にとって素敵なことなのではないか」と私は考え、フルタイムで働くというスタイルを選んでいます。もちろん育児休暇も取れますし時短勤務もできますので、様々な働き方ができる病院だと思います。プライベートの時間は思いっきり遊んで、仕事も一生懸命やる!周囲の皆さんに助けてもらいながら、仕事と家庭を両立することができています。