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先輩の声

栄養管理を
看護師主体の分野にしたい

院内認定看護師菅谷 沙知感染管理

現在は、どのような役割を担っていますか?

血液内科・耳鼻咽喉科病棟で2つの役割を担っています。1つは感染管理の院内認定看護師。現在流行している新型コロナウイルスを始め、様々なウイルスからの感染を防ぐため、患者さん及びスタッフに対策方法を指導しています。もう1つがスキンケア看護師。患者さんの床ずれを防ぐため、スタッフに枕やシーツの選び方を指導しているほか、傷に対する薬も提案しています。

子育てと仕事、どのように両立していますか?

夜勤もあるので正直両立するのは大変ですが、職場や家族、両親の協力を得られているため、子どもが小さくても働けています。

最初は仕事も完璧にしたいけど育児も完璧にしたいと自分を追い込んでしまって、両方中途半端な自分に落ち込んだこともありました。けれど職場の上司や先輩ママに相談したら「完璧じゃなくてもいいんだよ」と言ってもらえて。肩の荷がおりて、そこからは仕事を一層楽しめるようになりました。

これからどんな仕事をしていきたいですか?

看護師は「なって終わり」の仕事ではありません。なった先にいくつもの道が広がっていて、自分で望み努力すればどんどんキャリアアップできます。

私はこれまで、感染管理とスキンケア以上に栄養管理に力を注いできました。院内の栄養管理チームに所属していて、点滴や内服薬の内容などを考えています。この辺りは現在栄養士や医師が中心になって考案していますが、本来なら1番患者さんのことを知っている看護師が主体になるべきだと思うんですね。なので看護師が主体になるよう、これからも活動していきたいと思っています。